PMI-ACP試験
PMI-ACPとは、PMI-Agile Certified Practitioner の略語であり、 米国PMIの認定するアジャイル認定実務者のことです。
PMIの資料からの引用となりますが、
「PMI-ACPは、プロジェクトマネジメント実務者が、グローバルに分散したチーム、変化する要求事項、迅速な対応ニーズなどの、難しい課題がある中で活躍できるように、米国PMIより策定されました。PMI-ACPの認定対象ですが、アジャイル開発プロジェクト・チームで、指導的立場の人や実務経験のある人、さまざまなアジャイルなアプローチに関する知識を持っている人を対象としています。」
と記載がございます。
PMI-ACP試験では、実務者が特定のアジャイル手法の知識を有することを評価するものではなく、
スクラム、リーン、カンバンなど、さまざまなアジャイル方法論全体にわたるアジャイルの原則と実務慣行(プラクティス)に関する知識を有していることを評価します。
PMI-ACP試験を受験するためには?
PMI-ACP認定を取得するには、受験要件を満たし、120問のPMI-ACP試験に合格する必要があります。
つまり、PMP試験と同じく、受験資格を満たして受験して合格する必要があるということになります。
当然PMIの試験なので、試験出題ガイドライン(ECO)がPMI-ACPにも存在し、そのECOのタスクを使いこなせる方にPMI-ACPを認定したい!ということで、
PMP試験と同じ考え方です。
ちなみに、PMI-ACP専用のガイドブックなどは、存在しておりません。参照⇒PMI-ACPのガイド
PMI-ACP合格のための、問題集
PMP Masterの講座には、PMP Masterが予想する本番に非常に近い模擬試験120題を用意しておりますので、
ご活用いただければ幸いです。
⇒PMI-ACP模擬試験120題
PMI-ACPの受験資格について
・教育レベル
中等教育(高校卒業または同等資格)以上
・一般的なプロジェクト勤務経験※
プロジェクトチームでの12カ月の勤務経験。これらの時間は過去5年間に
取得されたものでなければなりません。
※:PMPまたはPgMPの資格保持者については、
受験者がこれらの要求事項を上回っていると考えられますので申請時に記入することはありません。
・アジャイルプロジェクト勤務経験
アジャイル・プロジェクトチームでの8カ月の勤務経験。←需要なポイントです!
これらの勤務時間は、 一般的なプロジェクト経験の12カ月に加えて必要
とされます。過去3年間に取得したものでなければなりません。
・アジャイルプラクティスのトレーニング←PMP試験と同じく、どこの研修機関で受講しても良いです(21時間の受講証明書を発行してもらう必要があります)
アジャイルプラクティスで21時間の学習時間(contact hour)を取得している必要が あります。